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西安碑林に建つ集王聖教序は、唐の皇帝が記した文章でありながら、文字そのものは王羲之が一字も書いていません。唐代の僧・懐仁が20年以上をかけて王羲之の遺墨から一字ずつ集めてつくった、前例のない方法で生まれた碑です。なぜこの「集字」という手法が、王羲之の書を学ぶ最良の教材とされてきたのか、成立の経緯と書法の特徴、臨書のポイントを解説します。